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HootVoice — ユーザーマニュアル

基本的な使い方

OS の任意のテキスト入力欄にカーソルを置き、録音ホットキー(既定 Ctrl+Shift+R)を押して話します。録音を停止すると音声が文字起こしされ、自動ペーストが有効ならそのまま入力欄に貼り付けられます。

よく誤変換される語句は「設定 → 辞書」で登録しておくと置換できます。

ローカル処理(クラウド不要)

HootVoice の音声認識は、端末上(ローカル)で完結します。音声データを外部サーバに送信しません。

クイックスタート

初回起動時、選択中の Whisper モデルがユーザー設定ディレクトリに自動ダウンロードされます(既定 Large‑v3 約 3.1GB)。モデルは「設定 → 音声モデル」で変更できます。

Whisper モデルおよび ggml 変換版は OpenAI によって MIT License で提供されています。ダウンロードしたモデルを再配布する場合は、Whisper リポジトリのライセンス表記 を必ず確認してください。

既定操作:

フローティングツールバー

常時前面に小さなウィンドウが表示され、状態表示と録音/停止ボタン、設定ボタン、ドラッグ用グリップを備えます。

ヒント: 設定画面から「フローティング表示」に切り替えられます。

設定

ツールバーの「設定」または起動直後に開くウィンドウから操作します。主なタブ:

変更は自動保存されます。モデル/辞書は「適用」ボタンでコアに反映します。

LLM 後処理

設定ウィンドウの「LLM」タブで「LLM による後処理を有効化」をオンにすると、Whisper の文字起こし結果をローカルの LLM に送り、整形・敬体化・要約などを自動で適用できます。

詳しいセットアップ手順や推奨モデルは LLM 後処理セットアップガイド を確認してください。

録音の流れ

  1. ホットキーまたはツールバーで録音開始
  2. 話す(経過時間とレベルが表示)
  3. 停止で音声認識を実行
  4. 結果をクリップボードにコピーし、(有効なら)前面アプリへ自動ペースト

注意:

ヒント

トラブルシューティング

アップデート

最新リリースを公式サイトや配布ページからダウンロードし、既存のアプリケーションに上書きしてください。設定やモデルはユーザーデータディレクトリに残るため再設定は不要です。現在自動アップデート機能はありません。

アンインストール

アプリ本体を削除し、必要ならユーザーデータも削除してモデル容量を解放:

上級者向け

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